講演@日野市郷土資料館
明日、日野市郷土資料館内で、勝五郎生まれ変わり物語探求調査団のメンバーを相手に講演します。
生まれ変わり現象を物理学的に説明するPF理論の解説を軸に、江戸末期の地元の生まれ変り伝承の調査をしている人が興味を持ちかつ分かりやすいように、なるべく努めてしゃべるつもり。
調査団内部のイベントなので、告知はしませんでした。
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勝五郎生れ変り伝承は江戸末期、今の八王子市中野(中央大学の辺り)に住んでいた8歳の勝五郎が前世記憶を語り出したという物語。
彼によれば、その時から12年前に、そこから直線で2kmちょっと、山を越えたところにある日野市程久保(多摩動物公園のほど近く)で6歳で病死した藤蔵が彼の前世の人物である。
家族はもちろん半信半疑だったが、彼の証言は具体的で、後に祖母と程久保を訪れ、藤蔵の家族と面会した。
彼の証言は家族の藤蔵の記憶と寸分違わず一致した。
その後平田篤胤やラフカディオ・ハーンの著するところとなり、世間に知られるようになった。
今日では、生まれ変わりに関する最古の文献資料として知られている。