講演@日野市郷土資料館
明日、日野市郷土資料館内で、勝五郎生まれ変わり物語探求調査団のメンバーを相手に講演します。
生まれ変わり現象を物理学的に説明するPF理論の解説を軸に、江戸末期の地元の生まれ変り伝承の調査をしている人が興味を持ちかつ分かりやすいように、なるべく努めてしゃべるつもり。
調査団内部のイベントなので、告知はしませんでした。
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勝五郎生れ変り伝承は江戸末期、今の八王子市中野(中央大学の辺り)に住んでいた8歳の勝五郎が前世記憶を語り出したという物語。
彼によれば、その時から12年前に、そこから直線で2kmちょっと、山を越えたところにある日野市程久保(多摩動物公園のほど近く)で6歳で病死した藤蔵が彼の前世の人物である。
家族はもちろん半信半疑だったが、彼の証言は具体的で、後に祖母と程久保を訪れ、藤蔵の家族と面会した。
彼の証言は家族の藤蔵の記憶と寸分違わず一致した。
その後平田篤胤やラフカディオ・ハーンの著するところとなり、世間に知られるようになった。
今日では、生まれ変わりに関する最古の文献資料として知られている。
批判的≒科学的?
「批判的」ってこういうことです。
現象や言説を前に出来る限り調査し、自分で考え(ここ大事)、その内容や事実関係に「抜け」が無いかどうか検討する。
フィルターを通ったものを当面正しいとして受け入れつつ、その後も検討は続ける。
だってその時の調査や自分の思考自体にも「抜け」の可能性はある訳だから。
検討無く受け入れてしまうのは、対象が概念であれ「人」であれ少なからず信仰めいてしまう訳で。
先入観、偏見その他、様々な誤認の要因が私たちの心の隙を突こうと虎視眈々‥
ここで言う「批判的態度」とは、少なくとも他人を貶めてとんがった性格をウリにするタレントのそれとは縁もゆかりもない事です。
自然科学の適用限界を押し広げる
こんにちは
mediating physicist(理論物理学者)の種市孝です
「生まれ変わり」を科学するPF理論の提唱者です。
生まれ変わりや死後存続は、現代科学ではあり得ないとされオカルト扱されています。
一方で、まだまだ認知度は低いながらも、生まれ変わりの事例収集は進んでおり、裏付け(前世の人物特定等)も進んでいま。
本当にそれはあり得ない事なのか?
飽くまで現代物理学の立場から再検討し、2013年、一つの可能性としてPF理論を発表しました。
今はこの理論に自ずから備わる可能性、本当に科学的な思考とは何かを世に問いつつ、世にはびこる似非科学への注意を促す活動をしています。
末永くお付き合い下されば幸甚です。